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定価

6,050

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09105-5

Cコード

0110

整理番号

-11-99

2009/03/25

判型

文庫判

ページ数

0

解説

内容紹介

人間の意識の在り方(実存)をきわめて詳細に分析し、存在と無の弁証法を問い究め、実存主義を確立した不朽の名著。現代思想の原点。

著作者プロフィール

ジャン=ポール・サルトル

( さるとる,じゃん=ぽーる )

1905-1980年。パリに生まれ、高等師範学校に学び、哲学の教授資格を取得。1930年代から独自に現象学を研究し、『自我の超越性』『想像力』『情動論粗描』などを発表。その現象学的総決算が、本書『存在と無』(1943年刊)である。戦後教壇を去り、「実存主義はヒューマニズムか」と題する講演で一躍マスコミの脚光を浴び、実存主義ブームを巻き起こす。在野の知識人として、小説、文学評論、政治論文と幅広い執筆活動を行う。1964年にはノーベル文学賞を辞退。彼の葬儀には何万人という市民が参集した。著書に『嘔吐』『自由への道』『聖ジュネ』『弁証法的理性批判』など多数。

松浪信三郎

( まつなみ・しんざぶろう )

1913-1989年。早稲田大学大学院哲学科修了。1957-1984年早稲田大学で教鞭を執る。著訳書に『実存主義』『死の思索』、パスカル『パンセ』、ベルクソン『創造的進化』他多数。

この本への感想

いたるところに著者のヒューマニズムが覗える。画期的な哲学書ということはだれでもわかるだろう。独創的にかつ、わかりやすく述べられているので目が引き込まれる。哲学書なのに感動できる唯一の書物だと言って過言でないであろう。

斉藤健

さん
update: 2016/05/05

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