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ちくま学芸文庫

橋爪大三郎の社会学講義

定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09147-5

Cコード

0136

整理番号

-30-1

2008/05/08

判型

文庫判

ページ数

384

解説

内容紹介

社会学って何?学校の講義は要領を得ないし、そもそもこれって学問なの?―そんなあなた、さあ特別講義の開講です。現代日本を代表する社会学者が、「社会」そのものを考えるための視点と道具を授けます。まずは基礎講座で社会学の基本を総ざらい。そして応用講座で、大学のありようから学問の意味を問い、家族や恋人など身近な人とのつながりから広く文化を考え、癒しを求める気持ちを起点に宗教を掘り下げる。自分で考える力を蓄え、自分の意見を持つための武器を身につければ、新しい世界が見えてくる!原著を大きく編み直した新編集版。

目次

器礎講座 社会学を学ぶとは(社会学はどういう学問なのか
社会学と隣接諸科学について
社会科学入門Q&A
理論社会学とは)
講座1 大学と学問(学問の自由、大学の自由
大学を変えれば、日本が変わる
ベンチタイム・コラム
なぜ若者は、成熟するのがむずかしいか
文化国家日本の創造)
講座2 人のつながりから文化を考える(人はなぜ結婚するのか
家族―その変容の核
猥雑と道徳をめぐって
若者世代のアイデンティティ)
講座3 人はなぜ宗教を求めるのか(人は宗教で癒されるのか
宗教集団と陰謀
オウム真理教はなぜ最終戦争を覚悟したのか
破防法入門)
補講 子想は命がけの産物だ

著作者プロフィール

橋爪大三郎

( はしづめ・だいさぶろう )

橋爪大三郎(はしづめ・だいさぶろう):1948年生まれ。社会学者。大学院大学至善館教授。東京大学大学院社会学部究科博士課程単位取得退学。1989-2013年、東京工業大学で勤務。著書に『はじめての構造主義』(講談社現代新書)、『教養としての聖書』(光文社新書)、『死の講義』(ダイヤモンド社)、『中国 vs アメリカ』(河出新書)、『人間にとって教養とはなにか』(SB新書)、『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫)など、共著に『ふしぎなキリスト教』『おどろきの中国』『おどろきのウクライナ』(以上、講談社現代新書)、『中国共産党帝国とウイグル』(集英社新書)などがある。

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