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ちくま学芸文庫

橋爪大三郎の政治・経済学講義

何が世の中を動かすのか

政治は、経済は、どう動くのか。この時代を生きるために、日本と世界の現実を見定める目を養い、考える材料を蓄え、構想する力を培う基礎講座!

定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09154-3

Cコード

0136

整理番号

-30-2

2008/06/10

判型

文庫判

ページ数

352

解説

内容紹介

「政治学」も「経済学」も、むずかしくてよくわからない。学問なんて現実には役に立たないのでは?―そんなあなた、たしかに教科書を読んでも、世の中を動かす力の正体は見えてきません。大切なのは、経済や政治や法律や文化が、互いにどうつながっているのか、だから。そのつながりを知るために、知の体力を養おう。政治とは何か。民主主義とはどんな仕組みなのか。そもそも資本主義とは何なのか。人間にとって生活とはどんな意味をもつのか。専門化した学問のコリをほぐして、広い視野から考えよう。これからの時代を生き抜くための地図とコンパス

目次

講義をはじめるにあたって―日本をまともな国家にするために
講座1 政治について考える(政治とは何か
日本の政治権力はどのように作動するか
日本の民主主義
民主主義と憲法
天皇と民主主義
政教分離について
政治が絶望的に下手くそな日本人)
講座2 暮らしと経済(資本主義再入門
企業と日本文化
人間にとって生活とは何か
一〇〇年マンションで都市再生を)
講座3 日本の、これから(日本のかたちを、どのように構想するか
国際化と日本人の意識
?坙{人はなぜ論争が下手なのか
日本人はなぜ危機意識が足りないのか
日本人はなぜ組織をつくるのが下手くそなのか)

著作者プロフィール

橋爪大三郎

( はしづめ・だいさぶろう )

橋爪大三郎(はしづめ・だいさぶろう):1948年生まれ。社会学者。大学院大学至善館教授。東京大学大学院社会学部究科博士課程単位取得退学。1989-2013年、東京工業大学で勤務。著書に『はじめての構造主義』(講談社現代新書)、『教養としての聖書』(光文社新書)、『死の講義』(ダイヤモンド社)、『中国 vs アメリカ』(河出新書)、『人間にとって教養とはなにか』(SB新書)、『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫)など、共著に『ふしぎなキリスト教』『おどろきの中国』『おどろきのウクライナ』(以上、講談社現代新書)、『中国共産党帝国とウイグル』(集英社新書)などがある。

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