サージ・ラング
( らんぐ,さーじ )1927~2005年。フランス生まれの数学者。10代のとき家族とともに渡米し、プリンストン大学でエミール・アルティンに学ぶ。ブルバキメンバーの一人。代数学・数論において業績を上げたほか、学生向けのすぐれた教科書の書き手としても知られ、著書に『解析入門』(岩波書店)、『ラング数学を語る』(シュプリンガー・ジャパン)などがある。
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『解析入門』をはじめ、すぐれた教科書の書き手として定評のあるラングは、プリンストン大学でエミール・アルティンに学んだ代数学者であった。本書もまた学生向けの教科書であるが、他分野への応用を視野に入れつつも、名教師の平易な解説によって、群・環・体の代数的構造を俯瞰する抽象の高みにまで学習者を誘う。
8章 行列と双線形写像
9章 多項式と行列
10章 行列および線形写像の三角化
11章 スペクトル定理
12章 多項式と素因子分解
13章 多重線形積
14章 群
15章 環
付録2 書き残したこと
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