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定価

1,430

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09327-1

Cコード

0121

整理番号

-17-1

2010/10/06

判型

文庫判

ページ数

336

解説

内容紹介

江戸の世で、アウトローはどこから生まれてどのようにして「侠客」となったのか。相撲が興行として発展し相撲とりが専業となっていった流れの影に何があったのか。江戸風俗の大家・鳶魚の語りによって、そのルーツ、歴史風俗が鮮やかに浮かび上がる。興味尽きない歴史読み物。

目次

博奕打の話
侠客の話
雁金五人男
角力の話
角力風俗
晴天十日
捌き物の話

著作者プロフィール

三田村鳶魚

( みたむら・えんぎょ )

1870(明治3)?1952(昭和27)年。江戸文化・風俗の研究家。本名は玄龍。東京八王子の千人同心の家系の織物買継商に生まれる。青年時代、三多摩壮士として自由民権運動に参加。のち日清戦争の従軍記者などを経て、明治末年より江戸風俗や文化を研究・発表し、その旺盛多彩な研究から「江戸学」の祖とも呼ばれる。長年の業績は『三田村鳶魚全集』全28巻(中央公論社)に集大成された。

柴田宵曲

( しばた・しょうきょく )

1897(明治30)年、東京市日本橋区の商家に生まれる。本名泰助。中学を中退後、上野図書館に通って独学で俳句、短歌、文章に精進。ホトトギス社に入社し編集に従事、寒川鼠骨に師事して『子規全集』編纂に尽力した。三田村鳶魚の著述にも協力。『蕉門の人々』『古句を観る』など、俳句に関する著作は高く評価された。晩年、書肆の求めに応じて『明治の話題』(ちくま学芸文庫)、『妖異博物館』正・続(ちくま文庫)などを著し、話題を呼んだ。1966(昭和41)年死去。『柴田宵曲文集』全8巻(小沢書店)がある。

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