唐木田健一
( からきだ・けんいち )1946年、長野県生まれ。1970年東京大学理学部卒業。理学博士。元富士ゼロックス基礎研究所所長。著書に『理論の創造と創造の理論』(朝倉書店)、『エクセルギーの基礎』(オーム社)、『生命論』(批評社)、『分数ができない大学生』(共著、ちくま文庫)、『徹底検証 21世紀の全技術』(共著、藤原書店)などのほか、「桂愛景」のペンネームで著書『戯曲 アインシュタインの秘密』、 『サルトルの饗宴』(いずれもサイエンスハイス)などがある。
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アインシュタインが“奇跡の年”こと1905年に提唱した相対性理論。その考察の出発点となったのは、難しい物理理論などではなく、「時間」と「空間」について私たちが素朴に抱いている先入観である。時間・空間の常識を彼はいかに乗り越えたのか。本書は、特殊相対性理論についての2篇の論文(全文)の邦訳を掲載し、詳細な解説を付したものである。解説は「座標」「関数」「ベクトル」など数学・物理の基礎のおさらいから丁寧かつ平明に書かれており、独習者や高校生の入門書としても好適。アインシュタインの思考にじかに触れながら、至宝E=
アインシュタインの原論文その1
原論文その1の解説
原論文への非物理的注釈
アインシュタインの原論文その2
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