ニッコロ・マキァヴェッリ
( まきゃヴぇっり,にっころ )1469-1527年。フィレンツェ共和国が生んだ偉大な政治思想家。その哲学は『君主論』、『ディスコルシ』、『戦争の技術』に記されているが、本書『フィレンツェ史』ではさらに歴史叙述家としての顔も見せてくれる。
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1,430
円978-4-480-09477-3
0131
-35-2
2012/08/08
文庫判
320
頁『君主論』でカリスマ権力者による政治主導を訴え、『ディスコルシ』で市民に国を守る自覚をうながしたマキァヴェッリは、本書で、強く、かつコントロールしやすい軍隊の作り方を説く。群雄割拠の時代、他国との戦いを勝ち抜かなければならないのはもちろんだが、同時に司令官たちの台頭も警戒しなければならない。軍制改革の特命を帯びた彼は、厳しい訓練によって兵士を鍛えるとともに、クーデターを未然に防ぎ、不満分子を矯正するための管理体制を構築する。マキァヴェッリ政治思想を理解する上で欠くことのできない一冊。ボリンギエーリ版、ナツ
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