ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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中国古代・春秋時代末期に興り、諸子百家の時代にあって儒家に比肩する勢力となった学団・墨家。自己と同じようにすべての人を公平に愛す「兼愛」、侵攻戦争を否定して防衛技術を磨く「非攻」、身分の貴賎にかかわらず有能な人物を登用する「尚賢」など、その特異な思想は、秦漢以降の統一王朝時代に入ると、突如この世から消え失せてしまう。遺されたテキスト群のうち、謎に包まれたその思想の真髄を伝える最重要部分を訳出したのが本書である。抜群の読みやすさと正確さで定評のある名訳に、明快な訳者解説を付す。
尚賢篇
尚同篇
兼愛篇
非攻篇
節用篇
節葬篇
天志篇
明鬼篇
非楽篇
非命篇
非儒篇
耕柱篇
貴義篇
公孟篇
魯問篇
公輸篇
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