荘子
( そうし )中国の戦国時代の思想家で、道教の始祖の一人とされる人物。姓は荘、名は周、子は尊称。あらゆる人為的なものを否定し、自然との合一を理想として生きた。
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現代人の疲れた心に沁みわたる、古代中国が生んだ最高の解説の哲学。人間の醜さ、愚かさ、社会の息苦しさから自由になりたいと願った荘子は、彼一流の人を喰った諧謔を武器に、世俗的な価値観一切をちゃかし、切り捨てていく。しかし、常識の世界と決別しただけでは絶体的な精神の自由を手にすることはできない。すべての苦脳は己の物差しでものごとを捉えることからはじまると考えた荘子は、自我を放棄し、大自然と合一する道を究めていく。「内篇」「外篇」「雑篇」全三篇のうち、荘子の思想をもっともよく伝えるとされるのが本巻の「内篇」。碩学
逍遙遊篇第一
斉物論篇第??
養生主篇第三
人間世篇第四
徳充符篇第五
大宗師篇第六
応帝王篇第七
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