ケネス・クラーク
( くらーく,けねす )1903─1983年。イギリスの美術史家。オクスフォード大学卒業後、バーナード・ベレンソンに師事。1934年、若くしてロンドンのナショナル・ギャラリー館長となる。以後オクスフォード大学教授、英国美術協議会会長、大英博物館理事、ロンドン図書館長などを歴任。日本でも放送されたBBC製作の人気番組『芸術と文明』の司会でも親しまれた。『ザ・ヌード』『風景画論』『ゴシック・リヴァイヴァル』『芸術と文明』など著書多数。
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1,100
円978-4-480-09684-5
0170
-9-3
2015/08/06
文庫判
176
頁ボッティチェッリ“ヴィーナス誕生”、ベラスケス“宮廷の侍女たち”、レンブラント“夜警”、ピカソ“ゲルニカ”―これら誰もが知る傑作は、なぜ時代を超えて人びとの心に感動を呼び起こし、いまなお多くの謎を投げかけてくるのか。名画を名画たらしめているものとは、いったい何なのか。作品を天才による才能の発露としてのみならず、時代の精神を体現するものとして「文明」とのかかわりで読み解く広大な眺望を切り開いてきた美術界の碩学が、約40点の名画を精選。一点一点丁寧に、味わい深く解説する。その思想の核が凝縮された珠玉の美術入門
名画とは何か
付録 若きミケランジェロ
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