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ちくま学芸文庫

北欧の神話

キリスト教流入以前のヨーロッパ世界を鮮やかに語り伝える北欧神話。神々と巨人たちとが織りなす壮大な物語をやさしく説き明かす最良のガイド。

定価

1,100

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09793-4

Cコード

0114

整理番号

-28-1

2017/03/08

判型

文庫判

ページ数

240

解説

内容紹介

キリスト教流入以前のヨーロッパ世界を鮮やかに語り伝える北欧神話。グングニールを携えた戦いの神にして知識の神オーディン、あらゆるものを粉砕する槌をもつ雷神トール、神々の世界に諍いをもたらすトリックスター・ロキなど、バラエティに富んだ神々や巨人、小人たちが登場するこの神話は、神々と巨人たちとの最終戦争という壮絶な幕切れでも知られる。その特異な世界観は人々を魅了し、これまで多くの芸術やファンタジーの源となってきた。本書では、そんな北欧神話の代表的な物語や主要な神々をわかりやすく紹介。北欧文学研究の第一人者による

目次

1 天地創造の神話
2 オーディンの神話
3 雷神トールと巨人の戦い
4 フレイとヴァナ神族
5 その他の有力な神々
6 女神たちの神話
7 ロキの裏切り
8 神々と世界の破滅―その再生

著作者プロフィール

山室静

( やまむろ・しずか )

1906-2000年。詩人・文芸評論家・翻訳家。東北帝国大学卒業。戦後、埴谷雄高・小田切秀雄らとともに「近代文学」の創刊に関わる。『エッダ』『サガ』といった北欧神話の先駆的紹介者であり、アンデルセンやトーベ・ヤンソンなど北欧児童文学の翻訳でも知られる。著書に『アンデルセンの生涯』『北欧文学ノート』などが、訳書にムーミン・シリーズなどがある。また、著作集として、「山室静自選著作集」(全10巻)がある。

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