ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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1,980
円978-4-480-09942-6
0120
-48-2
2019/10/09
文庫判
688
頁戦略の策定を論じる際、しばしばクラウゼヴィッツやリデルハート等、戦略思想家の影響が語られてきたが、本書はこれに疑問を呈する。戦略とは、敵・味方の相互作用であり、不可測な要素が支配する領域であるので、明確で論理的な原理や原則は存在し得ないと指摘する。地理や歴史、世界観や経済などの多様な要因を丁寧に検討することによってはじめて、「戦略」というものの全体像が浮かび上がってくるのである。その具体例として、下巻ではナチス・ドイツ、イスラエルから第二次世界大戦後のアメリカまでの事例を収録。
第12章 イデオロギー戦争への道―ドイツ(一九一八?一九四五年)
第13章 帝国の崩壊―イギリスの戦略(一九一九?一九四五年)
第14章 無知の戦略?―アメリカ(一九二〇?一九四五年)
第15章 安全の幻想―フランス(一九一九?一九四〇年)
第16章 階級闘争の戦略―ソヴィエト連邦(一九一七?一九四一年)
第17章 イスラエルの戦略の進化―不安感の心理と絶対的安全保障の追求
第18章 核時代の戦略―アメリカ(一九四五?一九九一年)
第19章 おわりに―戦略形成における連続性と革命
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