ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」。神・仏に邂逅した出来事を、神事・仏事として「花」をもたらすべく再現する儀礼“猿楽能”をどのように修するか。約二十年かけて増補改訂、推敲が重ねられた世阿弥の主著。有限・無常な修者は、生涯を通して「花」を体現すべく、しぐさ、舞、物まね、音曲をどのように習い学ぶか、台本である謡曲をどのように作るか、興行はどうあるべきかなどが論じられる。そこでは幽玄論の確立とともに、日本文化史上稀有な奥行きの深い思想を展開。本書は『風姿花伝』を日本思想史の文脈のなかに位置付け、捉え直し
風姿花伝(風姿花伝第一年来稽古条々
風姿花伝第二物学条々
風姿花伝第三問答条々
風姿花伝第四神儀云
(風姿花伝第五)奥義云
風姿花伝第六花修云
風姿花伝第七別紙口伝)
夢跡一紙
金島書
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