ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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1,650
円978-4-480-09990-7
0170
-12-1
2020/06/10
文庫判
384
頁美術において重要なのは主題ではない、線・形・色がすべてだ―本書は、イタリアを代表する美術史家ロンギの伝説的講義録である。第1部「イデー」では、事物の躍動を捉えつつ展開していく線、光による造形性、色彩表現とその綜合様式など、美的判断の基準を提出。続く第2部「歴史」では、古代ローマから“イタリア絵画の終焉”までをイデーに基づいて論じる。絵画が心理的歴史的な説明図に堕することなく、純粋に視覚的に批評されるべしという透徹した主張は、パゾリーニやモランディらに絶大な影響を与えた。収録図版多数。
1 イデー(線的様式
造形的様式
造形的=線的様式
形の遠近法的様式
純色彩的様式 ほか)
2 歴史 イタリア絵画の変遷(ローマのモザイクの造形的様式
ビザンティンの色彩的様式
ギリシア=ビザンティンの線的様式
ロマネスク時代におけるこれらの芸術様式の細々とした継続
ドゥッチョと華紋線 ほか)
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