永江朗
( ながえ・あきら )1958年5月9日北海道生まれ。法政大学文学部哲学科卒。約7年間、書籍の輸入販売会社に勤めたのち、フリーのライターに。「哲学からアダルトビデオまで」を標榜する。ライフワークは書店のルポルタージュ。著書に『菊地君の本屋』(アルメディア)、『不良のための読書術』(ちくま文庫)、『書いて稼ぐ技術』(平凡社新書)、『聞き上手は一日にしてならず』(新潮文庫)、『本の現場』(ポット出版)などがある。
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いまをときめく評論家44人を論じる。面白くってためになるエンタテインメント読本。宮台真司、宮崎哲弥、小林よしのり、森永卓郎、大塚英志ら社会系評論家。椹木野衣、中原昌也らアート系、伏見憲明、リリー・フランキー等サブカル系、福田和也、斎藤美奈子ら文芸評論家等何クセもある評論家を捉える手さばきたるや見事。時代や世の中がみるみるわかる。
1 社会はどうなる?(宮台真司―九〇年代がはじまった
宮崎哲弥―アカデミズムとジャーナリズムのあいだで ほか)
2 時代の思考回路(大塚英志―物語の生産と消費をにらんで
岡田斗司夫―オタク批評の真価 ほか)
3 芸術が表わすもの(椹木野衣―ポップカルチャーを生きるニヒリズム
港千尋―世界を再構築する眼 ほか)
4 ライフスタイルとサブカルチャー(伏見憲明―男制・女制
松沢呉一―ばかばかしいもので撃つ快感 ほか)
5 文芸は何を語る(福田和也―小林秀雄への道
斎藤美奈子―あなたの固定観念 ほか)
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