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ちくま文庫

既にそこにあるもの

画家、大竹伸朗「作品への得体の知れない衝動」を伝える20年間のエッセイ。文庫では新作を含む木版画、未発表エッセイ多数収録。 【解説: 森山大道 】

定価

1,540

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42049-7

Cコード

0171

整理番号

-46-1

2005/04/06

判型

文庫判

ページ数

448

解説

内容紹介

現代美術の閉塞状況を打破し続ける画家、大竹伸朗20年間のエッセイ。常に次の作品へと駆り立てる「得体の知れない衝動」とは?「「既にそこにあるもの」という言葉は、あれから自分の中で微妙な発酵を繰り返しつつ、時に内側からこちらに不敵な笑みの挑発を繰り返す」。文庫化にあたり、新作を含む木版画30点、カラー作品、未発表エッセイ多数収録。

目次

1 UWAJIMA美術ノート(宇和島ブルース
夜と朝のあいだに
距離―武満徹の追憶に ほか)
2 別海発、倫敦経由、新宿着(石膏デッサンの頃
別海
切株の音 ほか)
3 既にそこにあるもの(絵のこと
水と色と紙
絵とオリンピック ほか)

著作者プロフィール

大竹伸朗

( おおたけ・しんろう )

大竹伸朗(おおたけ・しんろう)画家。1955年東京生まれ。74年~80年にかけて北海道、英国、香港に滞在。79年初作品発表。82年以降、東京、香川、広島、ソウル、ロンドン、シンガポールにて個展。瀬戸内国際芸術祭、光州ビエンナーレ、ドクメンタ、ヴェネチア・ビエンナーレ、横浜トリエンナーレ、アジア・パシフィック・トリエンナーレ、ハワイ・トリエンナーレなど国内外の企画展に参加。著書に、『既にそこにあるもの』『ネオンと絵具箱』(ちくま文庫)、『ビ』『ナニカトナニカ』(新潮社)ほか多数。2022年11月に東京国立近代美術館で回顧展を予定。

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