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定価

1,045

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42051-0

Cコード

0177

整理番号

-40-2

2005/04/06

判型

文庫判

ページ数

320

解説

内容紹介

季節ごとの食材、その本性を生かしきる料理、食卓にまつわる思い出、母の言葉…料理研究家の母・辰巳浜子から受け継いだ教えと、生命への深い洞察に基づいた「食べること」への提言を続ける著者がつづる、料理随筆。食べ物は、身体をつくり、守るもの。そして心を養うもの。利便性に負けず、季節ごとの行事を大事に扱うことは、命を豊かに育てることへの祈りである。

目次

旬といのち
春の章
夏の章
秋の章
冬の章
食材の四季
私のむだなし考

著作者プロフィール

辰巳芳子

( たつみ・よしこ )

1924年生まれ、料理研究家。 聖心女子学院卒業。家庭料理、家事差配の名手として今も語り継がれる母、辰巳浜子の傍らにあって料理とその姿勢を我が物とし、独自にフランス、イタリア、スペイン料理も学び、広い視野と深い洞察に基づいて、新聞、雑誌、テレビなどで日本の食に提言しつづけている。近年は、安全で良質の食材を次の世代に用意せねばとの思いから「大豆100粒運動」「良い食材を伝える会」「確かな味を造る会」の会長を務める。

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