南和子
( みなみ・かずこ )1930年、 広島生まれ。 東京大学工学部応用物理学科卒。日立製作所、科学技術庁の金属材料技術研究所を経て、61年、 上智大学理工学部講師に。70年から3年間、 夫の転勤に伴い、娘二人をつれてカナダですごす。帰国後は大学に復職するとともに、生活評論家としても活躍。著書に『暮しのコツと科学』『暮しの老いじたく』(いずれも筑摩書房)など多数。
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長年生活評論家として活躍してきた著者が科学的な立場から、日常の中の身近な疑問に答える。たとえば「白いブラウスをいつまでも白く着るには?」「レンジの“温度むら”の性質を知る」「スチーム付きオーブンレンジとは?」「入れすぎた塩は酢で丸くなる」「油の入ったものは冷凍しても味が変わらない」「湯わかし器の水はなぜ白い?」「梅干しはプラスチックの敵?」等々、暮らしの知恵がいっぱい。
第1章 おいしく暮す(電子レンジを使いこなす
上手な冷凍
塩の性質を知ろう
天ぷらの科学
使った油、どうしてますか?)
第2章 きれいに暮す(洗濯の科学
プロに学ぶ掃除のコツ
分別ゴミとプラスチック)
第3章 安全に暮す(電気の意外な落とし穴
プラスチックを安全に
安全でおいしい水って何ですか
湯わかし器をめぐるいくつかの疑問
これだけ知ればガスも安心)
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