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定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42321-4

Cコード

0197

整理番号

-18-1

2007/05/09

判型

文庫判

ページ数

288

解説

内容紹介

19世紀前半のアメリカで、推理小説やホラー小説などの新たな分野を切り拓いた孤高の作家、エドガー・アラン・ポー。彼がつむぎ出した独自の世界がもつ圧倒的な想像力は、いまも多くの人に深く強い影響を与え続けている。40年という短く、また不遇な生涯を通して生み出された名作のなかから、その想像力のパワーを示す7篇をえらび、新訳で贈る。巻末に作家の小伝を付す。

目次

黄金虫
ヴァルドマール氏の死の真相
赤き死の仮面
告げ口心臓
メールシュトレームの大渦
アッシャー家の崩壊
ウイリアム・ウイルソン
エドガー・アラン・ポー小伝
熱と虚無―エドガー・アラン・ポーとは何か

著作者プロフィール

エドガー・アラン・ポー

( ぽー,えどがー・あらん )

(1809~1849)小説家、詩人。アメリカのボストンに生まれ、幼くして旅役者であった両親と死別する。裕福な貿易商の養子となるが、養父と対立し自活を余儀なくされる。雑誌の編集などをしながら作品を発表しつづけ作家として名声を得るものの、妻を失った悲嘆と困窮と飲酒のうちに死去。その評価は死後に高まり、今も読みつがれている。

西崎憲

( にしざき・けん )

1955年青森生まれ。作家、翻訳家、アンソロジスト、音楽レーベル主宰。2002年、『世界の果ての庭』で第14回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。著書に『蕃東国年代記』『ゆみに町ガイドブック』『飛行士と東京の雨の森』、編訳書に『ヴァージニア・ウルフ短篇集』『エドガー・アラン・ポー短篇集』『ヘミングウェイ短篇集』、編纂・訳書・共訳書に『ドイル傑作選』全5巻、アントニイ・バクリー『第二の銃声』、ジェラルド・カーシュ『壜の中の手記』ほか。

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