ギヨーム・ド・ロリス
( ろりす,ぎよーむ・ど )13世紀始め、オルレアン近くのロリスに生まれたといわれる謎の人物。『薔薇物語』前篇の作者。
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1,650
円978-4-480-42346-7
0197
-35-2
2007/08/08
文庫判
480
頁“愛の神”の軍勢の総攻撃で嫉妬の城は落城、主人公はついに待望の薔薇の蕾を手中にする。歓待、拒絶、理性、羨望、羞恥、中傷、見せかけ、快楽、富、貧困、自然、生殖の霊ゲニウス…ひめやかな恋の手ほどきと現世的知のアレゴリーの深い森を経めぐった末に辿る、神秘の愛の道行。詳細な註と解説、約100点の図版に甦る中世の愛の諸相、完結篇。読売文学賞研究・翻訳賞受賞。
『薔薇物語』後篇(承前)(“老婆”の忠告
攻撃開始
“自然”の告解
“ゲニウス”の説教
総攻撃―巡礼)
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