内田樹
( うちだ・たつる )1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。神戸女学院大学文学部教授を経て同大学名誉教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。多田塾甲南合気会を主宰する武道家。『私家版・ユダヤ文化論』で小林秀雄賞、『日本辺境論』で新書大賞2010受賞。第3回伊丹十三賞受賞。著書に『先生はえらい』『武道的思考』、共著に『大人は愉しい』他多数。
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何かと共通項の多いふたりの大学教授。ほぼ面識のないままメル友となり、芦屋と鎌倉でかわしつづけた交換日記。他者、ネット、映画、教育、イデオロギー、家族、身体、天皇制…深くて重いテーマでも、軽妙洒脱に語り合う。同意してかつナアナアではなく、対立してなお生産的。論じる内容の豊富さもさることながら、大人のコミュニケーション・テクニックを学ぶにも最適の一冊。
ウェブ日記をめぐって
ウェブ日記とカラオケ
対話と論争
他者とコミュニケーション
他者と呼びかけ
正義と「間」
映画的身体と政治的身体
他者の痛み
サスペンスと感情移入
さらに感情移入について〔ほか〕
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