興津要
( おきつ・かなめ )大正13(1924)年、栃木県生まれ。早稲田大学文学部国文科卒業。日本近世文学を専門とし早稲田大学教育学部国語国文科教授を経て、同名誉教授。平成11(1999)年没。著書は『江戸娯楽誌』『落語──笑いの年輪』『古典落語』(正・続)(以上、講談社学術文庫)他多数。
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恋知り初めたる娘、新妻、やりくり女房、お針、女力持ち、御側室…小咄と川柳を題材に多くの制約の中で精一杯生き抜いた江戸の女の大競艶。
1 娘たち(恋知り初めるころ
箱入り娘 ほか)
2 妻たち(花嫁
新妻 ほか)
3 はたらく女たち(針妙・お針
楊子見世の看板娘 ほか)
4 紅燈の巷の女たち(吉原の女たち
岡場所の女 ほか)
5 女あれこれ(江戸時代の美人像
夏の女性美 ほか)
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