ジェイムズ・ジョイス
( じょいす,じぇいむず )1882-1941 アイルランド出身の小説家。人間の内面をえぐる、独自の「内的告白」や「意識の流れ」の手法を生み出し、20世紀文学世界に革命的な新境地を開く。母国を捨ててヨーロッパ各地をさまよいながら、終生故郷のダブリンとそこに住む人びとを描き続けた。
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1,210
円978-4-480-42410-5
0197
-30-1
2008/02/06
文庫判
480
頁20世紀初頭に書かれた、『姉妹』から『死者たち』までの15篇を収めた初期の短篇集。ダブリンに住む人びとの日常が淡々と綴られていく。人間の姿をリアルに描くことで、その愚かしさ、醜さ、滑稽さを際立たせ、陰鬱のなかに喜劇の要素があることを示した芸術性の高い作品。各短篇のていねいな注釈、解説、地図を付した。リズミカルで斬新な新訳。
姉妹
ある出会い
アラビー
イーヴリン
レースのあとで
二人の伊達男
下宿屋
小さな雲
対応
土
痛ましい事故
委員会室の蔦の日
母親
恩寵
死者たち
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