フランツ・カフカ
( かふか,ふらんつ )1883年、当時、オーストリア=ハンガリー帝国領のプラハに生まれる。ユダヤ系のドイツ語作家。法学を専攻し、1908年プラハの労働者災害保険協会に就職。1924年、死去。
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1,100
円978-4-480-42451-8
0197
-13-2
2008/07/09
文庫判
352
頁現代文学に決定的な衝撃を与え、今なお“来るべき作家”であり続けるカフカの中短篇をテーマ別に三冊に編み、それぞれ最良の訳者による新訳でおくるベストセレクション。本第1巻は「時空/認知」。
〔それは、どの地域にあるのだろうか〕
隣り村
〔遠くに町がみえる〕
〔立ち去る、立ち去るのだ〕
〔ここから立ち去る、とにかくここから立ち去るのだ!〕
路地の窓
〔三軒の家がたがいに接していて〕
ある注釈
〔「この道でいいのかね?」と、私は〕
〔私は、馬を厩から引いてくるように命じた〕
山中への遠足
〔おそらく私は、もっと早くから〕
〔「おれが舵手ではないのか?」と、私は叫んだ〕
走り過ぎていく人たち
突然の散歩
〔ポセイドンは、自分の仕事机の前にすわって〕
〔私たちは二人して、滑りやすい地面の上を〕
〔街中で、たえまなく工事がおこなわれている〕
〔バベルの塔の建設にあたっては、当初は〕
〔数人の人たちがやってきて〕
〔隊商宿では、およそ眠ることなど〕
〔朝は早くからこの日暮れまで〕
〔モンデリー弁護士の突然の死に関して〕
掟の問題について
〔私に弁護人がいたのかどうか、それはきわめて不確かなことだった〕
〔しばしば必要になる部隊の徴募〕
〔われわれの小さな町は、およそ国境沿いにあるとは〕
村医者
村での誘惑
カルダ鉄道の思い出
万里の長城が築かれたとき
村の学校教師
あるたたかいの記
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