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ちくま文庫

増補 経済学という教養

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42462-4

Cコード

0133

整理番号

-66-1

2008/07/09

判型

文庫判

ページ数

416

解説

内容紹介

誰しも「経済」と無縁には生きられない。だからこそ、経済学の基本ぐらいは押さえておきたい。経済学の主流たる「新古典派」、これに対抗してきた「マルクス経済学」―。こうした経済学のエッセンスを、数学を一切用いず、分かりやすく解説。新たに書き下ろされた補章では経済成長について再論する。本書は「素人の、素人による、素人のための経済学入門」である。

目次

第1章 こういう人は、この本を読んで下さい
第2章 出発点としての「不平等化」問題
第3章 素人の、素人による、素人のための、経済学入門
第4章 日本経済論の隘路
第5章 左翼のはまった罠
第6章 市場経済と公益
第7章 マルクス経済学への最初にして最後の一歩
第8章 経済学と公共性
補章 「経済成長擁護論」再び

著作者プロフィール

稲葉振一郎

( いなば・しんいちろう )

1963年東京都生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。岡山大学経済学部助教授、モナシュ大学日本研究センター客員研究員等を経て、現在、明治学院大学社会学部教授(社会倫理学)。著書に『ナウシカ解読──ユートピアの臨界』(窓社)、『リベラリズムの存在証明』(紀伊國屋書店)、『オタクの遺伝子──長谷川裕一・SFまんがの世界』(太田出版)、『「資本」論──取引する身体/取引される身体』(ちくま新書)、『モダンのクールダウン』『「公共性」論』(以上、NTT出版)などがある。 (写真撮影:鈴木理策)

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