幸田文
( こうだ・あや )1904-1990。東京向島の生まれ。父露伴より家事、身辺にわたりきびしい躾をうける。24歳のとき嫁いだが10年後に離婚。実家にもどり晩年の父をみる。その死を述べた「終焉」「葬送の記」で文壇に登場。つづいて「こんなこと」「みそっかす」。ほかに長編「流れる」「勲章」「笛」など。ジャーナリズムと隔たりをとり、みずからの足跡に刻むようにして文筆をつづけた。
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自らの足跡を刻むように文筆を続けた人。
勲章
姦声
髪
段
雛
笛
鳩
黒い裾
蜜柑の花まで
浅間山からの手紙
結婚雑談
長い時のあと
みそっかす
対談 樹木と語る楽しさ
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