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ちくま文庫

旅の理不尽

——アジア悶絶篇

脱力系爆笑珍道中

旅好きタマキングが、サラリーマン時代に休暇を使い果たして旅したアジア各地の脱力系体験記。鮮烈なデビュー作、待望の復刊! 【解説: 蔵前仁一 】

定価

748

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42709-0

Cコード

0195

整理番号

-27-1

2010/05/10

判型

文庫判

ページ数

272

解説

内容紹介

真面目なサラリーマンだった著者が、有給休暇を使い果たして旅したアジア各地の脱力系エピソード満載の爆笑体験記。若き宮田青年は、数々の失態を繰り返しながら旅の醍醐味と人生のほろ苦さを学んでゆく。誰もが経験するような旅の日常を、誰も追随できない独特の感性と文体で綴る鮮烈な処女作!エッセイスト・タマキングの底力を感じる一冊。

目次

そんなんじゃだめだ熊男(トルコ)
中国悠久のやっちゃえ、やっちゃえ(中国)
まずはインド人から悔い改めよ(スリランカ・インド)
アイスウーロン茶の謎(香港)
南の国で戒める(ベトナム)
全面的に私が漕いだ件(ネパール)
スーさんの屁こき馬(ミャンマー)
ウミウシを呼べ、ウミウシを(バリ島)
標高5545メートルの真実(ヒマラヤ)
謎の女一号二号(タイ)
死海と肛門の秘密(イスラエル)
出張の海(パラオ)
雪山を勘弁してやる(日本)
不幸の小包(ベトナム)
坊主オブ・ザ・イヤー(ブータン)
花畑パカパカ王子(シルクロード)

著作者プロフィール

宮田珠己

( みやた・たまき )

1964年、兵庫県生まれ。大阪大学工学部卒業後、会社勤めの傍らアジア各地を旅する。旅への思いを断ち切れず、有給休暇を使い果たしてから退職。現在は旅とレジャーを中心に幅広い分野で執筆活動を続けている。著書に『旅はときどき奇妙な匂いがする』(筑摩書房)、『旅の理不尽 アジア悶絶篇』『四次元温泉日記』(以上ちくま文庫)、『おかしなジパング図版帖――モンタヌスが描いた驚異の王国』(パイインターナショナル)ほか多数。

この本への感想

宮田さんはモロッコ方面の旅行記は書いていないように思うのですが、行く予定はないのでしょうか。私はモロッコにこれまで3回ほど行きましたが、メディナとか観光地にいるインチキガイドとか未だに心から好きになれません。無理して好きになる必要はないのですが、これからも行くので、どうせ行くならもうちょっと楽しみたいと思うのです。宮田さんだったらどうやってモロッコを旅行するのか大変興味あります。是非、モロッコへ行ってみて下さい!

恭子

さん
update: 2011/07/07

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