永江朗
( ながえ・あきら )1958年5月9日北海道生まれ。法政大学文学部哲学科卒。約7年間、書籍の輸入販売会社に勤めたのち、フリーのライターに。「哲学からアダルトビデオまで」を標榜する。ライフワークは書店のルポルタージュ。著書に『菊地君の本屋』(アルメディア)、『不良のための読書術』(ちくま文庫)、『書いて稼ぐ技術』(平凡社新書)、『聞き上手は一日にしてならず』(新潮文庫)、『本の現場』(ポット出版)などがある。
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「格差」「00年代」「この国のゆく道」「ライフスタイル」等をキーワードに、現在の社会や文化を語る論客40人を批評する。「この国のゆく道」の章は、内田樹、小熊英二、藤原帰一ら、「格差社会」の章は、金子勝、斎藤貴男ら、「00年代カルチャー」の章は、菊池成孔、山下裕二らについて語る。文庫版では湯浅誠、雨宮処凛、赤木智弘、宇野常寛、前田塁、安藤礼二、岡田暁生ら7人について書き下ろした。
1 この国のゆく道きた道(内田樹―時代は叔父さんを求めている
小熊英二―自明の理の破壊 ほか)
2 格差社会の歩き方(湯浅誠―現代日本の貧困を可視化
雨宮処凛―人を鼓舞するアーティスト ほか)
3 00年代カルチャー(宇野常寛―ゼロ年代の「サヴァイヴ感」
前田塁―小説の謎を究明するユニット ほか)
4 ライフスタイル(ドン小西―「新しい」=「正解」か?
遠山周平―日本人は洋服をどうすればいいのか ほか)
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