安野光雅
( あんの・みつまさ )安野 光雅(あんの・みつまさ):1926年島根県津和野生まれ。画家・絵本作家として、国際アンデルセン賞、ケイト・グリーナウェイ賞、紫綬褒章など多数受賞し、世界的に高い評価を得ている。主な著作に『ふしぎなえ』『ABCの本』『繪本平家物語』『繪本三國志』『片想い百人一首』などがある。2020年、逝去。
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1,210
円978-4-480-42736-6
0193
2011/01/06
文庫判
536
頁なぜ怖がりたがるのか?古今東西の名作、テーマ別アンソロジー。
「出エジプト記」より―文語訳「旧約聖書」
詩人のナプキン(アポリネール)
バッソンピエール元帥の回想記から(ホフマンスタール)
蝿(ピランデルロ)
爪(アイリッシュ)
信号手(ディケンズ)
「お前が犯人だ」―(ポー)
盗賊の花むこ(グリム)
ロカルノの女乞食(クライスト)
緑の物怪―(ネルヴァル)
竃の中の顔(田中貢太郎)
剣を鍛える話(魯迅)
断頭台の秘密(ヴィリエ・ド・リラダン)
剃刀(志賀直哉)
三浦右衛門の最後(菊池寛)
利根の渡(岡本綺堂)
死後の恋(夢野久作)
網膜脈視症(木々高太郎)
罪のあがない(サキ)
ひも(モーパッサン)
マウントドレイゴ卿の死(モーム)
ごくつぶし(ミルボー)
貧家の子女がその両親ならびに祖国にとっての重荷となることを防止し、かつ社会に対して有用ならしめんとする方法についての私案(スウィフト)
ひかりごけ(武田泰淳)
なぜ怖がりたがるのか?(池内紀)
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