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ちくま文庫

息子と恋人

ここに人生のすべてがある。 完全復元版、本邦初訳!

主人公ポール・モレルの人生が家族・恋愛、性・死などを中心に生き生きと描かれた20世紀イギリス文学の傑作を全復元版の読みやすい新訳で。

定価

2,200

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42766-3

Cコード

0197

整理番号

-5-2

2016/02/09

判型

文庫判

ページ数

800

解説

内容紹介

20世紀イギリス文学を代表する作家ロレンスの自伝的小説。19世紀後半から20世紀初頭にかけてのイギリスを舞台に、主人公ポール・モレルの生い立ちと成長が、親子、兄弟、仕事、恋愛、性、生死など人生の重要な要素と局面を中心に、喜びと悲しみの両方向から力強く生き生きと描かれている。全著作の中でも、とりわけ芸術性が高く、しかも親しみやすい傑作を、完全復元版の新訳で。ちくま文庫オリジナル。

著作者プロフィール

D.H.ロレンス

( ろれんす,D.H )

1885~1930。炭坑の「採炭請負人」の息子として生まれ、南仏ヴァンスで亡くなる。20世紀イギリス文学を代表する作家。『恋する女たち』『息子と恋人』『チャタレー夫人の恋人』『羽毛ある蛇』など12作の長篇小説を始め、数多くの中・短E小説、戯曲、紀行文、評論・エッセイを遺した。

小野寺健

( おのでら・たけし )

1931年横浜に生まれる。東京大学文学部英文科卒業。同大学院修了。横浜市立大学名誉教授、日本大学講師、文化学院講師。著訳書に『英国文壇史1890?1920』、『E.M.フォースターの姿勢』、マーガレット・ドラブル『碾臼』、ジョージ・オーウェル『オーウェル評論集』、アニータ・ブルックナー『秋のホテル』『結婚式の写真』『嘘』、バーバラ・ピム『秋の四重奏』、E.ブロンテ『嵐が丘』ほか多数。

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