山平重樹
( やまだいら・しげき )1953年山形県生まれ。法政大学卒業後、フリーライターとして活躍、アウトローものを得意分野とする。実録小説、ノンフィクションなど多数の著作がある。原作映画化作品に「残?」「morocco横浜愚連隊物語」「実録新宿の顔」などがある。主な著作に「ヤクザに学ぶ交渉術」(幻冬舎アウトロー文庫)、「実録神戸芸能社」(双葉社)、「ヤクザに学ぶ組織論」(ちくま新書)、「連邦刑務所から生還した男」「冤罪・キャッツアイ事件」(小社刊)などがある。
loading...
「仁義なき戦い」など、いまも根強い人気を誇る実録ヤクザ映画。義理と人情を様式美とともに描いた旧来の任侠映画とは違い、ヤクザ社会の生々しい姿をえぐりだした。本書では実録ヤクザ映画の傑作の見どころとともに、豊富な取材をもとに、映画のアイディアの基となった事件や人物についての知られざる秘話を紹介する。文庫オリジナル。
仁義の墓場―戦後を象徴する異端児をモデルに
仁義なき戦い―史上名高い実録ヤクザ映画の金字塔
山口組三代目―そのものズバリの映画に警察もびっくり
山口組外伝 九州進攻作戦―伝説の鉄砲玉・夜桜銀次
日本暴力列島 京阪神殺しの軍団―民族差別を背景に
実録外伝 大阪電撃作戦―山口組全国進出の突破口
総長の首―ドン狙撃犯を戦前のアナーキストに置き換える
やくざ戦争 日本の首領―武闘派若頭の哀しき最期
制覇―三代目なきあとの女の戦い
激動の1750日―史上最大にして最悪の抗争〔ほか〕
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。