盛口満
( もりぐち・みつる )1962年生まれ。千葉大学理学部生物学科卒業。私立中・高等学校の理科教員を務めたのち、沖縄に移住。現在、珊瑚舎スコーレ夜間中学講師、沖縄大学人文学部こども文化学科准教授。「僕らが死体を拾うわけ――僕と僕らの博物誌」「ゲッチョ先生の野菜探検記」「コケの謎――ゲッチョ先生、コケを食う」「おしゃべりな貝――拾って学ぶ海辺の環境史」など、著書多数。
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タヌキの死体、飛べないゾウムシ、お化けタンポポ。これらすべてが、「自然」という大きな世界への入り口になる。拾ったタヌキの死体は解剖後、骨を取り出し、骨格標本に組み立てる。飛べないゾウムシの存在から、飛ぶという行為の利点と飛べない理由を考える。巨大化した“お化け”タンポポの発生の謎を追う…。生物教師が、学校の周りで見つけた自然の疑問に生徒と取り組む、丁寧なイラスト付きの入門的博物誌。
1 僕が何でも拾うわけ
2 僕らが死体を拾うわけ
3 嫌われ者の奇妙な生態
4 変わり者の愉快な世界
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