塩野米松
( しおの・よねまつ )1947年、秋田県角館生まれ。作家。著書に宮大工棟梁・西岡常一、小川三夫、その弟子たちからの聞き書き『木のいのち木のこころ』のほか、『木の教え』『手業に学べ』など。聞き書きの名手。失われゆく伝統文化・技術の記録に精力的に取り組んでいる。
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自然の恵みから暮らしに役立つモノを創り出してきた伝統職人たち。彼らのあいだで受け継がれてきた技や思想を、聞き書きという形で世に伝えてきた著者が、後世に語り継ぐべき仕事を厳選した決定版。「心」は斑鳩の里の宮大工、岐阜の木挽、秋田のアケビ蔓細工、函館の馬方、和歌山の炭焼き、西表島の芭蕉交布、山形のシナ織り、秋田の藁細工職人など17の職人が、自らの仕事を語る。
斑鳩の里の宮大工―小川三夫
桧枝岐のハンゾウ作り―平野守克
浄法寺の漆掻き職人―岩舘正二
岐阜の木挽―関谷文雄
秋田のアケビ蔓細工―中川原信一・恵美子
雪国のイタヤ細工師―菅原昭二
豊岡の杞柳細工―田中榮一・丸岡正子
函館の馬方―木村義男
備長炭の炭焼き父子―湯上勇・昇
七ヶ宿の炭焼き―佐藤石太郎〔ほか〕
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