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ちくま文庫

「社会を変える」を仕事にする

——社会起業家という生き方

「他の誰かの幸福に関わる ために、私達は仕事をする」 ――村上龍

元ITベンチャー経営者が東京の下町で始めた「病児保育サービス」が全国に拡大。「地域を変える」が「世の中を変える」につながった。

定価

814

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42888-2

Cコード

0136

整理番号

-41-1

2011/11/09

判型

文庫判

ページ数

288

解説

内容紹介

ITベンチャー経営者。それが著者の学生時代の肩書きだった。新興ITベンチャーが次々に株式公開をし、青年社長が数十億円の富を手に入れていた時代。しかし、著者の疑問はどんどん大きくなっていく。「自分は本当は何をしたかったんだろう」。そして、たどりついた結論は「日本の役に立ちたい!」だった。NPOを立ち上げ「病児保育サービス」を始動。挫折を経験しながらも、事業を全国に拡大していった汗と涙と笑いの軌跡。

目次

第1章 学生でITベンチャー社長になっちゃった
第2章 「社会を変える仕事」との出会い
第3章 いざ、「社会起業家」!
第4章 大いなる挫折
第5章 世の中のどこにもないサービスを始める
第6章 「地域を変える」が「社会を変える」

著作者プロフィール

駒崎弘樹

( こまざき・ひろき )

駒崎弘樹(こまざき・ひろき) 1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、2004年にNPO法人フローレンスを設立。日本初の訪問型・共済型の病児保育を開始。2010年「おうち保育園」、2014年「障害児保育園ヘレン」、2016年「フローレンスの赤ちゃん縁組」、2017年「こども宅食」を次々にスタートさせる。08年Newsweek誌「世界を変える100人の社会起業家」に選出。公職としては、厚生労働省「イクメンプロジェクト」座長を務める。著書に『「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方』(ちくま文庫)、『働き方革命』(ちくま新書)、『社会をちょっと変えてみた』(岩波書店)等がある。

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