紀田順一郎
( きだ・じゅんいちろう )1935年横浜市に生まれる。慶應大学経済学部卒。文芸評論家、作家。『乱歩彷徨』『幻想怪奇譚の世界』『東京の下層社会』など著書、『M・R・ジェイムズ怪談全集』など編訳書多数がある。『幻想と怪奇の時代』で2008年度日本推理作家協会賞受賞。
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ここに謎がある、答えはまだない。不思議な「謎の物語」15篇。
仕組まれた話(恐ろしき、悲惨きわまる中世のロマンス(マーク・トウェイン)
女か虎か(F.R.ストックトン)
三日月刀の督励官(F.R.ストックトン)
女と虎と(J・モフィット))
たくらんだ話(謎のカード(C.モフェット)
続・謎のカード(C.モフェット)
穴のあいた記憶(B・ベロウン))
気になる話(ヒギンボタム氏の災難(N.ホーソーン)
茶わんのなか(小泉八雲)
指貫きゲーム(O・ヘンリー)
ジョコンダの微笑(A・ハックスリー))
後をひく話(野原(ロード・ダンセイニ)
宵やみ(サキ)
園丁(ラドヤード・キプリング)
七階(ディノ・ブッツァーティー))
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