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ちくま文庫

みみずく偏書記

奇(稀)書、古書、名著 そして……

才気煥発で博識、愛書家で古今東西の書物に通じた著者が、書狼に徹し書物を漁りながら、読書の醍醐味を多面的に物語る。 【解説: 富山太佳夫 】

定価

1,210

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42945-2

Cコード

0195

整理番号

-4-1

2012/05/09

判型

文庫判

ページ数

368

解説

内容紹介

才気煥発で博識、古今東西の書物に通じた著者が、書狼に徹し書物を漁りながら読書の醍醐味を物語る。

目次

読書狂言綺語抄
みみずく偏書記
書志渉猟
わたしの読書遍歴
反能率的読書法
辞書とのつきあい
書物についての書物

著作者プロフィール

由良君美

( ゆら・きみよし )

1929-1990年。学習院大学哲学科、および英米文学科卒業。1956年、慶應義塾大学大学院英米文学専攻修士課程修了。同大学助教授を経て、65年より東京大学助教授。76年教授。89年、定年退官、名誉教授。英文学者。専門は、コールリッジを中心とした英国ロマン派文学であるが、言語学、比較文学はもとより、オカルト、サブカルチャーとその守備範囲は広い。詩と本とパイプとウィスキーを愛し、自らをみみずくになぞらえた。著書に『椿説泰西浪曼派文学談義』『言語文化のフロンティア』、訳書にG.スタイナー『言語と沈黙』『脱領域の知性』などがある。

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