ヴィクトール・ユゴー
( ゆごー,ヴぃくとーる )Victor Hugo <br />(1802-1885)フランス・ロマン派を代表する詩人・小説家・劇作家。父はナポレオン軍将校だったが、帝政の終焉とともに没落した。ヴィクトールは文学に才能を発揮、1830年に『エルナニ』で大成功を収める。政治にも影響力を及ぼしたが1851年に亡命、イギリス領ガーンジー島に住み『静観詩集』や『レ・ミゼラブル』を刊行した。1870年に帰国。1885年に死去、国葬が営まれた。
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1,045
円978-4-480-42971-1
0197
-5-1
2012/11/07
文庫判
544
頁寒さと飢えに苦しむ幼い子のためにパンをひとつ盗んで、19年を監獄で過ごすことになったジャン・ヴァルジャンを主人公にくり広げられる叙事詩的な小説。この巻は、第1部「ファンチーヌ」を収録。ミリエル司教と銀の燭台のエピソード、マドレーヌ市長になったジャンを怪しむ冷酷なジャヴェール警部、哀れな母親ファンチーヌと残された幼い娘など、劇的スリルあふれる場面が描き出されてゆく。
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