ヴィクトール・ユゴー
( ゆごー,ヴぃくとーる )Victor Hugo <br />(1802-1885)フランス・ロマン派を代表する詩人・小説家・劇作家。父はナポレオン軍将校だったが、帝政の終焉とともに没落した。ヴィクトールは文学に才能を発揮、1830年に『エルナニ』で大成功を収める。政治にも影響力を及ぼしたが1851年に亡命、イギリス領ガーンジー島に住み『静観詩集』や『レ・ミゼラブル』を刊行した。1870年に帰国。1885年に死去、国葬が営まれた。
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1,100
円978-4-480-42973-5
0197
-5-3
2013/01/09
文庫判
480
頁第3部「マリユス」を収録。王党派貴族の祖父に育てられた純な青年マリユスは、仲間たちに感化されて社会主義の道に進み、家を離れて貧しい暮らしを始める。毎日のように散策に行く公園で必ずいつも出会う父娘があった。マリユスは、その未知の少女の可憐な姿に憧れをいだく。少女はジャン・ヴァルジャンに育てられたコゼット―ひとつの出会いが人々の運命を大きな渦の中に巻き込んでゆく。
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