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ちくま文庫

ブラウン神父の無心

新訳 ブラウン神父

ホームズと並び称される名探偵「ブラウン神父」シリーズを鮮烈な新訳で。「木の葉を隠すなら森のなか」などの警句と逆説に満ちた探偵譚。 【解説: 高沢治 】

定価

726

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43006-9

Cコード

0197

整理番号

-12-3

2012/12/10

判型

文庫判

ページ数

384

解説

内容紹介

ホームズと並び称される名探偵「ブラウン神父」シリーズを鮮烈な新訳で。「木の葉を隠すなら森の中」など、警句と逆説に満ちた探偵譚。怪盗フランボーを追う刑事ヴァランタンは奇妙な二人組の神父に目をつける…「青い十字架」/機械人形でいっぱいの部屋から、血痕を残して男が消えた。部屋には誰も出入りしていないという。ブラウン神父の推理は…「透明人間」。

目次

青い十字架
秘密の庭
奇妙な足音
飛ぶ星
透明人間
イズレイル・ガウの信義
間違った形
サラディン公の罪
神の鉄槌
アポロンの目
折れた剣の招牌
三つの凶器

著作者プロフィール

G.K.チェスタトン

( ちぇすたとん,G.K )

G.K.チェスタトン(Gilbert Keith Chesterton):1874?1936年。ロンドン生まれ。イギリスの作家、詩人、批評家。美術学校を中退後文筆生活に入り、政治評論や文芸批評、評伝、小説など幅広い分野で活動した。「ブラウン神父」シリーズが、推理小説の古典として知られている。その他の著書に『木曜の男』『正統とは何か』など。

南條竹則

( なんじょう・たけのり )

1958年東京生まれ。作家。翻訳家。1993年『酒仙』で第五回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。著書に『ドリトル先生の世界』『中華文人食物語』『鬼仙』、訳書に『木曜日だった男』『ブラウン神父の無心』(G・K・チェスタトン)、『秘書綺譚』(アルジャノン・ブラックウッド)などがある。

坂本あおい

( さかもと・あおい)

1971年東京生まれ。翻訳家。訳書に『骨の刻印』(サイモン・ベケット)、『新アラビア夜話』(スティーヴンスン:南條氏との共訳)などがある。

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