湯浅誠
( ゆあさ・まこと )1969年東京生まれ。社会活動家。「反貧困ネットワーク」や、「NPO法人自立生活サポートセンター・もやい」等に関わる。95年から野宿者の支援活動を始め、貧困問題に関する活動と発言を続ける。2009~2012年内閣府参与。著書に『反貧困』(岩波新書、大佛次郎論壇賞受賞)、『ヒーローを待っていても世界は変わらない』(朝日新聞出版)など多数。
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他なる社会の可能性を夢見てそれに形を与え、場を作り、共同性を練り上げ、夢見る条件を作る。これが活動家の仕事だ。2008年暮れから年明けの「年越し派遣村」や、2009年10月から2012年3月までの内閣府参与など、一貫して貧困問題に取り組んできた著者が、「活動家」についてわかりやすく伝える。
第1章 NOと言える労働者に―派遣切りに抗して
第2章 生活保護の野宿者の現実
第3章 貧困は罪なのか?
第4章 自己責任論が社会を滅ぼす
第5章 ぼくは活動家
最終章 政権交代で問われること
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