南條竹則
( なんじょう・たけのり )1958年東京生まれ。作家。翻訳家。1993年『酒仙』で第五回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。著書に『ドリトル先生の世界』『中華文人食物語』『鬼仙』、訳書に『木曜日だった男』『ブラウン神父の無心』(G・K・チェスタトン)、『秘書綺譚』(アルジャノン・ブラックウッド)などがある。
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「豆腐の入った鍋に生きた泥鰌を入れて煮る。ところが出来あがった鍋には泥鰌の姿は見えず…」―著名なるかの「泥鰌地獄」は実在するのか?「龍虎鳳」なるオソロシげな料理の材料とは?スープばかりで構成される究極のコース「水席」の味は?―古今の書物をあまねく渉猟し天下の珍味佳肴を食べつくす。書き下ろし多数を含む文庫オリジナルでお送りする至高の食エッセイ。
泥鰌地獄の謎
龍虎鳳
叫化鶏
魚と羊
ゆうれいめし
唐墨
青魚
魚肚
泥鰌ばなし
チョウザメ
甑〓(こう)
洛陽水席
上海万博食べ物日記
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