高橋輝次
( たかはし・てるつぐ )1946年三重県伊勢市生まれ、神戸市育ち。大阪外国語大学卒。創元社をへてフリー編集者になる。著書に『編集の森へ』『古書と美術の森へ』『著者と編集者の間』『古書往来』『古本が古本を呼ぶ――編集者の書棚』『関西古本探検――知られざる著者・出版社との出会い』『ぼくの古本探検記』、その他編書に『増補版 誤植読本』『原稿を依頼する人 される人――著者と編集者の出逢い』『古本漁りの魅惑』など。また近著に『ぼくの創元社覚え書』がある。
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机、原稿用紙、万年筆、鉛筆…。身近な文具にまつわるエッセイを通じて、家族や友人、師との関わり、若かりし日々の思い出、執筆に当たっての葛藤など、創作活動の秘密を浮かび上がらせるアンソロジー。全59篇収録。
1 わたしの机たち(「机」(室生犀星)
「朱き机の思出」(里見弴) ほか)
2 机上風景(「書卓の上」(島村抱月)
「わたくしの執筆癖」(日夏耿之介) ほか)
3 原稿用紙と筆記具(「原稿用紙その他」(石川欣一)
「先輩の忠告」(安岡章太郎) ほか)
4 机の周辺(「地球儀」(澁澤龍彦)
「ファクス深夜便」(大岡信) ほか)
5 わたしの書斎(「書斎」(野村胡堂)
「書斎」(伊藤整) ほか)
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