後藤元気
( ごとう・げんき )1978年千葉県生まれ。観戦記者。フリーライター。指導棋士三段。各棋戦の観戦記やインターネット中継を担当。将棋ペンクラブ大賞・観戦記部門大賞を過去二度受賞。『NHK将棋講座』(NHK出版)内で「渋谷系日誌」を連載し、好評を博している。著書に『将棋棋士の名言100――勝負師たちの覚悟・戦略・思考』(出版芸術社)がある。
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多くの人間をとりこにしてきた奥深いゲーム「将棋」。勝って喜ぶ人、負けて悲しむ人、プロの芸を鑑賞し、楽しむ人。勝敗を争う中に、人の個性と歴史が浮かびあがる。将棋の楽しみは実に盤上に限らない。プロ棋士、作家、観戦記者から、ウェブ上での書き手まで―「言葉」によって、将棋をより広く、深く、鮮やかに楽しむ可能性を開くための名編を厳選収録。文庫オリジナルアンソロジー。
聖性(中平邦彦)
大山名人と棋譜ノート(越智信義)
名人・木村義雄(宮本弓彦)
愛棋家・菊池寛(倉島竹二郎)
知られざるドラマ(真部一男)
棋聖戦の思い出(福本和生)
なっとくなっとく―棋士の引退(湯川博士)
血涙十番勝負―米長邦雄七段戦(山口瞳)
江分利満氏との対局(高橋呉郎)
就位式の敗者(田辺忠幸)〔ほか〕
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