API Error: too_many_requests

loading...

ちくま文庫

富岡日記

祝世界遺産登録! あの富岡製糸場で働いた 「武士の娘」の貴重な日記

祝世界遺産登録! 明治政府の威信を懸けた官営模範器械製糸場たる富岡製糸場の工女となった「武士の娘」の貴重な記録。

定価

748

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43184-4

Cコード

0158

整理番号

-10-1

2014/06/10

判型

文庫判

ページ数

192

解説

内容紹介

富岡製糸場は日本初の器械化された官営製糸場で、規模は当時世界一。本書は、そこで伝習工女となり、その後長野で日本初の民営器械化製糸場(六工社)の指導員となった女性が書いた日記。明治初頭、周囲の期待を背にプライドをもって仕事に臨んだこの記録は、近代殖産興業、女性の社会参加の貴重なドキュメント。日本の近代製糸業がわかる文化遺産と施設の案内付き。

目次

富岡日記(私の身元
この時の人名
父よりの申渡し、母への誓い
姉と僕との餞別
出立―付添の人々 ほか)
富岡後記(六工社初見物
六工社初製糸並びに私の病気
六工社開業式と同行者の等級
六工社工女の選み方並びに工女取締
私の病気見舞並びに入場 ほか)

著作者プロフィール

和田英

( わだ・えい )

1857(安政4)年、信州松代に松代藩士の娘として生まれる。1873(明治6)年4月、15歳で同郷の女子15名とともに群馬県富岡の官営富岡製糸場の伝習工女となる。翌1874(明治7)年7月に退場し、8月に長野県西條村に開設された日本初の民営器械製糸場(後の六工社)の技術教師となり、その後、県営長野県製糸場の製糸教授になった。1880(明治13)年に同郷の軍人和田盛治と結婚し家庭に入る。「富岡日記」は1907(明治40)年~13(大正4)年に当時を振り返って書かれたものである。1929(昭和4)年没。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま文庫」でいま人気の本

いま話題の本