パオロ・マッツァリーノ
( まっつぁりーの,ぱおろ )パオロ・マッツァリーノ(Paolo Mazzarino):日本文化史研究家。著書に『反社会学講座』『続・反社会学講座』『誰も調べなかった日本文化史』(以上、ちくま文庫)、『読むワイドショー』(ちくま新書)、『「昔はよかった」病』(新潮新書)、『サラリーマン生態100年史』(角川新書)『思考の憑きもの』(二見書房)などがある。
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土下座のカジュアル化、先生という敬称の由来、全国紙一面の広告。――イタリア人(自称)戯作者が、資料と統計で発見した知られざる日本の姿。
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円978-4-480-43200-1
0195
-33-3
2014/09/10
文庫判
336
頁昭和初期の渋谷では牛が普通に歩いてた?いつから漫画家の先生にはげましのおたよりを出してたの?戦前の新聞の一面には広告しか載ってなかった?昭和30年代にクールビズ論争が?大正時代のダイエットブーム?戦国と幕末だけが歴史じゃない。忘れられた名もなき庶民の身近な歴史・文化史を史料から丁寧に洗い直せば、日本の歴史はこんなに意外でおもしろい!
第1章 つゆだくの誠意と土下座カジュアル
第2章 先生と呼ばないで
第3章 全裸のゆくえ
第4章 部屋と開襟シャツとわたし
第5章 絶えないものは、なんですか
第6章 名前をつけてやる
第7章 東京の牛
第8章 疑惑のニオイ
第9章 戦前の一面広告
第10章 たとえ何度この世界が滅びようと、僕はきみを離しはしない
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