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ちくま文庫

こんなコラムばかり新聞や雑誌に書いていた

定価

1,540

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43201-8

Cコード

0195

整理番号

-38-3

2014/09/10

判型

文庫判

ページ数

608

解説

内容紹介

「ヴィレッジ・ヴォイス」から池波正太郎、筒井康隆まで夜を徹して読んで読んで、書きまくる。各紙誌に書いた「本」にまつわるコラム集は1960年代から1970年代の海外小説の良質なブックガイドであり、植草流「読書術」と呼べる一冊。中でも大評判だった東京新聞連載の「中間小説研究」は、J・J氏の仕事の中でもめずらしく日本の中間小説(すさまじい分量!)と対峙した傑作コラム。

目次

J・J氏と神田神保町を歩く
海外読書散歩
ブックランド
ペーパーバックス
ミステリー・ガイド
中間小説研究

著作者プロフィール

植草甚一

( うえくさ・じんいち )

1908─1979年。東京都出身。早稲田大学建築学科中退。文学、音楽、映画の評論家。1935年に東宝に入社、宣伝部や調査部に勤務、1948年に退社後は、映画、ジャズの評論を本格的に書き始める。1970年代、若者に欧米を中心としたサブカルチャーを伝え、現在まで多くの支持者を生み、その博識と親しみやすい語り口で“J・J”の愛称で親しまれる。『ぼくは散歩と雑学がすき』『いつも夢中になったり飽きてしまったり』(ちくま文庫)、1976年晶文社より全集『植草甚一スクラップ・ブック』など著作多数。『ミステリの原稿は夜中に徹夜で書こう』では第32回日本推理作家協会賞(評論部門)を受賞。

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