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ちくま文庫

新宿駅最後の小さなお店ベルク

——個人店が生き残るには?

柄谷行人、奈良美智、吉田戦車…… 各分野の著名人から熱い声多数!

新宿駅15秒の個人カフェ「ベルク」。チェーン店にはない創意工夫に満ちた経営と美味さ。

定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43233-9

Cコード

0195

整理番号

-85-1

2014/12/10

判型

文庫判

ページ数

288

解説

内容紹介

ビジネス書1位といわれてきた本書、ついに文庫化!新宿駅東口改札から15秒、日本一の立地にある個人商店カフェ「ベルク」。チェーン店にはない創意工夫、ユニークな経営術が全てわかる。「新宿」らしさを残しつつ、生き残ってきた店の歴史と、個人店がどのように生き残るかのヒント満載!文庫化にあたり、その後の動きを追記。

目次

第1章 どこにもないファーストフードのお店はこうしてできた(お店の魅力をどのように出していくのか?
自分たちが毎日食べられるもの―ベルクの商品開発 ほか)
第2章 大手チェーンにできないことに価値がある(非効率な食材と真剣に向き合う
ドイツ+フランス+イギリスのカフェ文化=新宿ベルク ほか)
第3章 本当は飲食店なんてやりたくなかった―ベルク誕生ストーリー(店長の新宿放浪時代―自分探しよりも場だ!
家族でお店を経営するということ ほか)
第4章 なぜベルクをはじめたのか?(この壁を自由に使いたい!
純喫茶からの大改造 ほか)
第5章 個人店が生き残るには?(息の長い商売をしたい
薄利のインパクトで多売を可能にする経営 ほか)

著作者プロフィール

井野朋也

( いの・ともや )

1960年東京都新宿生まれ、新宿育ち。早稲田大学社会科学部卒業後、塾講師を経て、1990年より新宿駅ビル地下のビア&カフェ「ベルク(BERG)」の経営者・店長。朝4時に起き、夜9時には眠くなる毎日。仕事以外はほとんど呑むか、歩いている。尊敬する飲食店は、赤羽の「まるます家」。カラオケの十八番は「とん平のヘイ・ユウ・ブルース」。特技は、携帯メールでどんなに長い文章でも書けること。

柄谷行人

( からたに・こうじん )

1941年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒、同大学大学院英文科修士課程修了。文芸批評家・思想家。元・法政大学教授。1969年、群像新人文学賞評論部門を受賞しデビュー。以後、日本近代文学への犀利な批評や、マルクス・カントらの独創的読解、交換様式論に基づく世界史論など、多彩な執筆活動を続け、国際的な評価も高い。主な著書に『定本 日本近代文学の起源』『トランスクリティーク』『世界史の構造』などがあり、著作集に「定本 柄谷行人集」(全五巻)がある。

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