平野久美子
( ひらの・くみこ )東京生まれ。作家。出版社勤務を経て、世界各国を取材して歩く中、1970年代から頻繁に訪れている東アジア、東南アジアの歴史、文化と日本との関わりを題材に執筆活動を続けている。2000年『淡淡有情』で第6回小学館ノンフィクション大賞を受賞、2011年『水の奇跡を呼んだ男』(産経新聞出版)で第60回農業土木学会著作賞。主な著書に『台湾 好吃大全』『ラブティー』(以上、新潮社)、『トオサンの桜 散りゆく台湾の中の日本』(小学館)、『中国茶 風雅の裏側』(文藝春秋社)、など。