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ちくま文庫

ブラウン神父の知恵

鮮やかな推理を 鮮やかな新訳で

独特の人間洞察力と鋭い閃きでブラウン神父が逆説に満ちたこの世界の有り方を解き明かす。全12篇を収録。新訳シリーズ第二弾。解説 甕由己夫

定価

836

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43276-6

Cコード

0197

整理番号

-12-4

2016/01/07

判型

文庫判

ページ数

352

解説

内容紹介

「どこかおかしいんです。ここまで正反対にできているものは、喧嘩のしようがありません」―謎めいた二人の人物に隠された秘密をめぐる「イルシュ博士の決闘」。呪われた伝説を利用した巧妙な犯罪。「ペンドラゴン一族の滅亡」など、全12篇を収録。ブラウン神父が独特の人間洞察力と鋭い閃きで、逆説に満ちたこの世界の有り方を解き明かす新訳シリーズ第二弾。

目次

グラス氏の不在
盗賊の楽園
イルシュ博士の決闘
通路の男
機械の誤り
カエサルの首
紫の鬘
ペンドラゴン一族の滅亡
銅鑼の神
クレイ大佐のサラダ
ジョン・ブルノワの奇妙な罪
ブラウン神父の御伽話

著作者プロフィール

G.K.チェスタトン

( ちぇすたとん,G.K )

G.K.チェスタトン(Gilbert Keith Chesterton):1874?1936年。ロンドン生まれ。イギリスの作家、詩人、批評家。美術学校を中退後文筆生活に入り、政治評論や文芸批評、評伝、小説など幅広い分野で活動した。「ブラウン神父」シリーズが、推理小説の古典として知られている。その他の著書に『木曜の男』『正統とは何か』など。

南條竹則

( なんじょう・たけのり )

1958年東京生まれ。作家。翻訳家。1993年『酒仙』で第五回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。著書に『ドリトル先生の世界』『中華文人食物語』『鬼仙』、訳書に『木曜日だった男』『ブラウン神父の無心』(G・K・チェスタトン)、『秘書綺譚』(アルジャノン・ブラックウッド)などがある。

坂本あおい

( さかもと・あおい)

1971年東京生まれ。翻訳家。訳書に『骨の刻印』(サイモン・ベケット)、『新アラビア夜話』(スティーヴンスン:南條氏との共訳)などがある。

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