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ちくま文庫

虫けら様

デビュー作にして昆虫漫画の金字塔、待望の文庫化!

五分の魂はかくもおかしくうつくしくいとおしい。緻密でユーモアあふれるタッチで描かれた虫たちの暮らし。帯文=養老孟司 解説 メレ山メレ子

定価

836

(10%税込)
ISBN

978-4-480-43292-6

Cコード

0145

整理番号

-51-1

2015/09/09

判型

文庫判

ページ数

208

解説

内容紹介

細密にしてユーモア溢れるタッチで描かれたアリ、ミツバチ、クモ、セミetc.の世界。奇妙でかわいい昆虫たちの生態が、絵巻物やお伽草子といった日本古来の想像力にのせてのびのびとファンタジックに展開される。小さきものたちへの愛にあふれ、思わず身のまわりに目をとめたくなる昆虫漫画の金字塔にして、虫絵本の分野でも活躍する著者の原点が待望の文庫化。

目次

瓢箪虫
山の幸
稲虫
三尸の虫
貝殻天使
虫けら様
くものはなし
土蜘蛛草紙
鼠の草子
一人娘
蚤のサーカス
雪迎え

著作者プロフィール

秋山あゆ子

( あきやま・あゆこ )

1964年、東京生まれ。1992年『月刊漫画ガロ』(青林堂)に「一人娘」を掲載しデビュー。以降、昆虫を題材とした短編を断続的に発表し、2002年に初の単行本『虫けら様』(青林工藝舎)を刊行。その他の著作に『こんちゅう稼業』(青林工藝舎)、絵本として『みつばちみつひめ』シリーズ(ブロンズ新社)『くものすおやぶん』シリーズ『お姫さまのアリの巣たんけん』(以上、福音館書店)、挿絵の仕事に『二十四節気 虫のお話』シリーズ(いずれも作:おのりえん、絵:秋山あゆ子、理論社)などがある。

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